サロンオーナーの妊娠・出産!産休までにしておくべきことは?

サロンオーナーの妊娠・出産!産休までにしておくべきことは?

美容サロンを経営している女性オーナーが妊娠して出産する場合、お休みに入る前にすべきことはたくさんあります。自分がお休みの期間中にも不備なくサロンが営業できるよう、そして他のスタッフやお客様に迷惑をかけることの無いよう、事前にしっかりと知識をつけておきましょう。

1妊娠の報告

基本的には、安定期に入った妊娠5か月目くらいの報告でOK!

ただ、急な体調不良でシフトを変更しなくてはいけない恐れもあるため、シフト作成の担当者や店長には妊娠発覚後なるべく早めに報告・今後の相談をしておきましょう。

店長・シフト作成担当者
妊娠発覚後、なるべく早めに報告

同じサロンのスタッフたち
安定期に入った「妊娠5か月目」くらい

お客様
妊娠5か月目~産休に入る2か月前くらいまでに

お休みに入る前には、サロンのホームページやSNSなどで産休の旨と復帰予定日を報告するようにしましょう。

2休んでいる間のスタッフの補填

出産をするとなった場合、身体のことを考えて最低でも6か月はお休みをする必要があります。また、出勤できたとしてもできる仕事は限られるため、自分が抜けた穴を補填してくれるスタッフを1~2名増やしておきましょう!

人材派遣に依頼をする

「半年間だけ」「1年間だけ」という決まった期間の補填であれば、定められた期間だけ働いてくれる人材派遣の利用が良いでしょう。比較的経験のあるスタッフが派遣されてきて、穴埋めをしてくれますよ。

正社員やアルバイトを雇用する

出産後を機に施術者を引退し、運営に徹するというのも一つの手。その場合は、正社員・パート・アルバイトといったように無期限で働いてくれるスタッフを採用すべきでしょう。

3その他お休みに入る前にしておくべきこと

Check

  • 常連のお客様への挨拶
  • お休みに入るまでにどうしても会えない、という場合はメールや手紙でもOK!常連のお客様への挨拶は、必ず自分自身で伝えましょう。

     

  • ロッカーや私物の片付け
  • 数か月~長ければ数年間サロンを留守にします。身の回りの私物は片付けて、ロッカーも空にした状態でお休みに入れるようにしましょう。

     

  • 公認スタッフへの経営業務引継ぎ
  • 金銭管理、シフト作成、お客様への対応など、普段自分が行っている仕事はすべて後任の責任者に引き継ぎます。必要な業務はリストアップして、引継ぎが終わったものからチェックをつけていくと◎

     

  • 指名客の引継ぎ
  • 休みの期間中、自分の指名客をどのスタッフに振り分けるか決めて引継ぎを行います。お客様ごとのカルテを作成して、施術時の注意事項などもまとめて引継ぎましょう。

4オーナーが受けられない手当・給付金

通常、会社に雇用され、出産する時点で「健康保険」に加入している場合には以下の経済支援を受け取ることができます。

1出産手当金

産前42日間+出産後56日間の計98日間、標準報酬日額の2/3を支給

2育児休業給付金

出産後56日を経過した日~子供の1歳の誕生日の前々日まで、給料の一部を支給(180日までは給与平均月額の67%、181日以降は給与平均月額の50%)

 

しかし、会社を経営している人や個人事業主の場合は加入している保険が「国民保険」のため、これらの支援を受けることができないのです。「入院費用や育児費用が足りない…!」ということにならないように、あらかじめまとまったお金を用意しておくべきでしょう!

5オーナーが受けられる手当・給付金

国民保険に加入しているオーナーが受けられる経済支援として、以下のような制度が存在します。

1出産育児一時金

子供1人出産につき一括で42万円の支給

2児童手当

・0~3歳までは毎月15,000円

・3歳~小学校卒業までは毎月10,000円

・中学生卒業までは毎月10,000円

 

児童手当に関しては所得制限があり、世帯年収が960万円以上の場合は子供の年齢に関係なく月々5,000円の支給がされます。

6妊娠中に気を付けるべき働き方

これまでは普通にできていた仕事でも、妊娠をしたら避けるべきことはたくさんあります。お腹の赤ちゃんに負担を掛けないように、以下のことを守って働きましょう!

  • 重いものは持たない
  • 長時間立ちっぱなしはNG!
  • 前かがみになるような作業もなるべくしない
  • においで気分が悪くならないよう、マスクをする
  • 体調が悪くなったら無理せず横になる
  • 電車通勤の場合、ピークを避けた時間に乗る
  • 予約時間を制限して、フルタイムの勤務は避ける
  • お腹が大きくなったら、施術は休んで事務仕事を

美容師であってもエステティシャンであっても、美容業界の仕事は体力勝負な場面も多々。少しでも気分が悪くなったら、他のスタッフに相談して休ませてもらうようにしましょう。

 

お休み期間中にも、無理のない頻度で定期的にスタッフと連絡を取り合ってサロンの状況を把握しましょう。休み明けにはスムーズに仕事に戻れるようにすることが、オーナーとしての大切な役割ですよ。