サロンを開業したらスタッフを雇用するべき?

サロンを開業したらスタッフを雇用するべき?

美容サロンを開業するのに、自分だけでスタートさせるかスタッフを雇うかは最初の大きな悩み。もちろんどちらが正解というのは決まっていませんが、せっかくの開業を失敗しないためにも、1人で働くメリットやスタッフを雇用するメリットなどを比較しておきましょう。

1自分1人で働くメリット

メリット

・採用にかかるコスト(数十万円ほど)が不要になる!
・自分の好きなように働くことが出来る
・売上の調整が容易
・サロン内の人間関係に悩むことが無い

まず1番のメリットとしては、スタッフを採用するためにかかるコストが一切かからないということ。売り手市場の時代だからこそ、スタッフを1人採用するためにも数万円~数十万円が必要になるのが現実。それが全てカットできて、なおかつ自分1人ならば定休日や営業時間も好きなように設定することができます。

人間関係の面倒さが無い点も、1人で働くメリットですよ。

2自分1人で働くデメリット

デメリット

・人手不足で予約を断ることも多い
・体調を崩した時に、サロンに立つ人がいなくなる
・1日の施術可能人数が極端に限られる
・準備から片付けまで全て1人でやらなくてはいけない

1人で働くデメリットとしては、体調を崩した時や怪我をした時に代わりに働いてくれる人がいないということ。自分1人で全てのお客様を対応しなくてはいけないため、どうしても負担が大きくなってきます。しばらく怪我の療養でサロンをお休みし、復帰した時にはリピートのお客様が他のサロンにとられていた、なんてことも…。

お客様を施術している時に電話が掛かってきた時にもなかなか出られないため予約漏れがある、1日の予約可能人数が限られる、などのデメリットもあります。

3スタッフを雇用するメリット

メリット

・同時に複数のお客様を施術できる
・シフトを組んで、決まったお休みをつくりやすくなる
・業務の負担を分散することができる
・提供可能なメニュー、施術の幅が広がる
・受けられる助成金や補助金の種類が増える

仮に同じ時間に2名のお客様から予約があったとしても、1名のシャンプーをスタッフにお願いしている間にもう1名の施術に入れたり、ネイルサロンだとしたらオフをしてもらっている間に他のお客様の施術をしたりといったことが可能に。

 

また、自分には持っていない技術を持ったスタッフを採用することによって、これまではできなかったメニューを提供することも可能に。お客様の幅広い要望に応えるためにも、スタッフを採用するのは1つの手ですね。

4スタッフを雇用するデメリット

メリット

・採用コストがかかる
・急な退職があった場合の負担が大きくなる
・採用人数により保険などへの加入が義務付けられる
・人間関係のいざこざが起きやすい

スタッフを採用する場合のデメリットとして、最も大きいのはやはりコスト面です。採用コスト以外にも、売り上げが悪かった場合、自分1人分の給料ならば少し調整することも可能ですが、採用したスタッフの給料を減らすわけにはいきません。

その他、急に退職をしたり産休に入った場合にはそれまでの業務が自分にまわってくるため、急に負担が倍増してしまうことも。

5サロンで雇用をしない方法も!

「サロンを開業したばかりで、まだスタッフを雇用した後のイメージも付かない。だけど、予約が多く入るから人手が欲しい…」というサロンオーナーも多いはず。そんな時は、サロンで雇用をせずに働いてもらう!という方法があるのです。3つの働き方をご紹介します。

1.業務委託

雇用契約を結ぶのではなく、独立した事業者同士として対等な関係で働くこと。自由な時間に出勤して任された施術を行い、それに対する報酬を支払うという仕組み。
「週に〇時間出勤しなくてはいけない」「毎月決まった月収を支払わなくてはいけない」という縛りが無いため、柔軟な働き方が可能。

2.面貸し

サロンの席が空いている時に、場所と材料を借りて施術をするのが面貸しの働き方。業務委託と異なり、集客自体も全て面貸しスタッフ本人が行い、売り上げも全てスタッフ本人に帰属します。

売り上げの中から一部を施設利用費としてサロンに支払うという仕組みです。

業務委託と面貸しでスタッフを募集していくには、美容業界に特化した求人サイトに掲載する方法も考えられます。求人広告に掲載する事で、求職者にサロンをアピールするチャンスにもなりますね!

3.人材派遣

雇用契約を結ぶのではなく、求職者は派遣会社に雇用されています。雇用手続きや保険の加入など、全て派遣会社と行なうのでその分の手間は省けます。また、お給料の支給も派遣会社から行うため、サロンとしては、派遣会社に派遣料金を支払うのみ。その他、業務内容はサロン側で指示をしていくので、サロンの方針などは伝える事が出来ますよ。

人材派遣でスタッフを募集していくには、こちらも派遣社員として働きたい人が見る求人サイトに掲載しておくのも一つの手です。求職者の希望するエリアや職種などがマッチした際には、派遣会社からお話が来るのですね!