【美容サロンを開業】オーナーの年収はアップするの?

【美容サロンを開業】オーナーの年収はアップするの?

小規模のサロンを開業して、きめ細やかなサービスをお客様に提供していきたい!と独立に踏み切る人も多いはず。サロンから独立をして一番気になる所が、やっぱり「収入」。サロン開業するからには、収入や年商をアップさせたいですよね。サロンを開業する前と後でどのくらいの違いがあるのかを見て行きましょう。

1【美容室】サロン開業前と開業後の年収比較

美容師独立前

年収295万8300円(手取りだと235万円程度)

※2017年 厚労省のデータにより

男性平均年収:317万円

女性平均年収:284万円

FCオーナーとして独立後

年収500万円程度(手取りだと380万円程度)

サロン開業をして独立後

年収450万円程度(手取りだと350万円程度)

 

独立前の美容師の平均給与は、男女平均で大体295万円程度。オーナーとして働くようになるともちろんそれよりも平均年収は上がりますが、フランチャイズとして元々あるサロンからのサポートを受けて独立する場合と、0から自分でオリジナルサロンを立ち上げる場合では年収が異なります。

テナントサロン開業の場合:1日売上平均2.5万円×実働21日=52.5万円/月

美容室の場合は商材の購入頻度も多いため、ここから毎月材料費や光熱費を支払うことになります。

FCの場合は、光熱費や家賃・商材費用などをFC元で負担してもらえることも多々。自分で支払うことが少ないように思えますが、その分売り上げの一部を支払う必要があることも多いので事前に確認が必要です。

自由度を優先したい場合=オリジナルのサロンを開業して独立を選ぶ

収入や安定を優先したい場合=FCサロンでの独立を選ぶ

2サロン開業後の【美容師】の年収シミュレーション

美容室を開業し、経営していくために必要なコストは売上に対して80%程度と言われています。人件費35%、賃料10%、材料費10%、販促費10%、その他15%を目安としておくと良いでしょう。

 

1人でサロンを運営していくのであれば人件費がかからないので、売上から45%を引いた55%がサロンオーナーの取り分となり、スタッフを雇用していくのであれば80%を引いた20%が取り分になります。

 

売上高 オーナー1人 スタッフ雇用
500,000 275,000 100,000
800,000 440,000 160,000
1,000,000 550,000 200,000
1,300,000 715,000 260,000
1,500,000 825,000 300,000

 

この売上高が月単位であれば12ヶ月分加算していくことで、年収が割り出されます。サロンオーナーが1人で運営している場合に、毎月80万円の売上があれば「440,000×12=5,280,000」となり、528万円がオーナーの年収(月給)となる計算です。

3【エステサロン】開業前と開業後の年収比較

エステティシャン独立前

平均年収350万円程度(手取りだと295万円程度)

自宅サロンで独立後

年収600万円程度(手取りだと470万円程度)

テナントサロンで独立後

年収500万円程度(手取りだと390万円程度)

エステティシャンも、独立・開業をすることによって平均年収が上がります。

エステのメニュー自体の単価が高い分、全体的に美容師よりも少し高い年収なのが特徴です。また、美容師は若い内に高い年収を得て、40代になるとだんだん下降していきますが、エステティシャンの場合は40代になったとしても年収が変わらないという点も特徴的です。

 

コースの申し込みやチケットの購入によって、1度の来店で数10万円を支払われるお客様も多いので、そうなると自分でサロンを運営することで月給100万円を超えるということも!

自宅サロンの場合:1日売上平均3万円×実働21日=63万円/月

ここから諸々の費用を支払っていくというイメージですね。

エステの場合は、自宅でサロンを開業することも可能。その場合は家賃や内装工事の費用を抑えることができますが、集客をするのが難しかったり高級感のある雰囲気を出すことが難しかったりというデメリットも。自分が何を優先したいのかを決めてから、開業方法を選びましょう。

4【ネイルサロン】開業前と開業後の年収比較

ネイリスト独立前

平均年収260万円程度(手取りだと210万円程度)

自宅サロンで独立後

年収400万円程度(手取りだと330万円程度)

テナントサロンで独立後

年収320万円程度(手取りだと270万円程度)

ネイリストの場合も、独立・開業をすることによって年収は上がります。

ネイルの場合はお客様1人当たりの単価が美容室やエステと比べて低いものの、1人当たりの施術時間が短いため、集客が安定すればその分売り上げを上げることができますよ。

自宅サロンの場合:1日売上平均2万円×実働21日=42万円/月

エステティシャンと同様に、自宅の1室をサロンに改装する場合は初期費用や毎月の家賃などが掛からないため、テナントを借りてサロンを運営するよりも固定費を安く抑えることができます。まずはスタッフを雇わずに1人でサロンを始めたいという場合は、自宅サロンにしてみても良いですね。

 
 エステ・ネイリスト共通

初期費用を抑えて収入を優先したい場合=自宅サロン

集客のしやすさや高級感を優先したい場合=テナントサロン

5サロン開業後の年収を安定させるには

サロン開業後すぐには収入が安定しないので苦労するオーナーもいるかもしれません。月々の売上が黒字だったり赤字だったりと不規則な状態が続けば、経営も難しくなり年収のアップも見込めなくなってしまいます。まずは、月商の安定を目指し年収アップに繋げていきましょう。

1サロン開業にかかる初期費用を抑える

サロン開業時には多額の初期費用がかかる事もあり、サロンワークを始めてもなかなか収入が安定しない事も珍しくありません。すべてを完成させてオープンさせたいという気持ちもわかりますが、後回しでも良いものはサロンが軌道に乗ってから手をつけても良いでしょう。まずは、サロンを安定した集客数と売上が見込めるようになるまでは無駄な費用を抑えていきましょう。

2運転資金を出来るだけ安く抑える

サロンを運営していくためには、必ず毎月支出する費用があります。家賃や光熱費、消耗品など、これらにかかる費用を運転資金と言います。初期費用と同様に、運転資金を抑えておきたい所ですが、なかなか難しい問題ではあります。しかし、光熱費などもいくつかの会社を比較して契約を見直す事もできますし、自宅の1室をサロンにする事で家賃を削減することも可能です。最初から資金を使い過ぎない!というのが、年収アップの鍵となるでしょう。

3集客のための広告は反応率を重視する

新天地でサロンをオープンさせ、何が良いかもわからずに闇雲に集客のための宣伝をしてはいけません。大事になってくるのが、広告に対しての反応率。サロンのコンセプトや立地によってターゲット層も変わって来るので、紙媒体にするのかインターネット広告なのかを判断していきます。

反応人数÷配布数×100=反応率

例)2人÷2000枚×100=0.1%

計算式はこのようになり、チラシ配布に対しての反応率が高い程良いという事になります。インターネット媒体でも、掲載費を賄える売上を見込めないと運用が苦しくなってしまうので、反応率を見極める事が重要だと言えるでしょう。