サロン経営に大切な売上目標の立て方

サロン経営に大切な売上目標の立て方

売り上げの数値目標とは、サロンを経営していくにあたり立案された事業計画の中の一つ。売上げの具体的な数値目標を設定し、そこに向かってスタッフ全員で工夫や努力をしていきます。細かく現実的な数値を設定する事がポイントで、なぜその金額を設定したかを伝えると、よりスタッフも働きやすいでしょう。

1売り上げの数値目標は必ず必要!

サロンが存続していくために、最も重要なのはやはり「売り上げ」です!明確な売り上げの数値を設定することで、一緒に働くスタッフたちにもサロンの目標を理解してもらいやすくなります。毎日なんとなく営業するのではなく、1か月・1週間・1日の売り上げ目標をしっかり意識することで継続的に売り上げを伸ばしていくことができるはず!

POINT

売上予測と売上目標を比べてみる!

売上予測とは、「過去の経験やデータから導き出した数字」で、一方、売上目標とは「これくらい売りたい」といった期待を含んだ数字の事を指します。この2種類がかけ離れていると現実的ではなく、目標設定に問題があると言えるでしょう。そうならない為にも、じっくり照らし合わせて決めていきましょう。

2売り上げの数値目標の立て方とは?

サロン開業をするにあたり、実際にどの程度売り上げがあるのかを見て行く必要があります。ここでは、売上目標の立て方を見て行きましょう!

STEP1

過去の実績やデータを洗い出す

これまでに、美容サロンの経営に携わっていた場合やサロンでの施術者としての経験を活かし、来客数や客単価、売上高などを洗い出します。開業するサロンのエリアによって異なりますが、まずはこれまでにどの位、売り上げがあったのかを比較材料として用意します。

STEP2

過去の実績から売り上げを予測する

洗い出した過去のデータを元に、「このくらいかな?」と予測をしていきます。ここでは、理想の数値を出すのではなく、結果として事実を並べておきます。

STEP2

なりたいサロンを考える

ここからは、新しく開業するサロンの「なりたい形」を確定していきます。過去の失敗なども踏まえて、「こう言うサロンにしたい!」というのを具体化しましょう。

STEP2

数値に出来るものは全てデータ化する

売上目標の設定に必要な項目を全て数値として算出しておきます。売上高を算出するには、客数と客単価が必要になり、純利益を算出するには、売上高や売上原価が必要になります。数値にできるもの全てを洗い出す事で、目標の設定が出来るようになるのです。

STEP2

具体的に売り上げの目標を立てる

STEP4までで洗い出した数値をもって売上目標を立てていきます。理想のサロンに近づける為には、どのくらい売り上げをあげて、経費をどのくらいで抑えるべきなのか…など、数字となって見えてきます。

3売り上げの数値目標は具体的に!

サロンを経営していくにあたり、できるだけ多くの項目を洗い出し、目標を数値として設定することが大切!サロンの経営で、数値にできるものとしては以下のようなものが挙げられます。

  • 1日の来客数
  • 1か月の来客数
  • 客単価
  • 売上高
  • 純利益
  • 利益率 など

細かく目標を設定していく事で、開業してからのズレは軽減されます。売り上げの数値目標は、いかに「具体的」に設定できるかがサロン経営のカギとなるのです。「こんなはずじゃなかった!」なんてことにならないように事前にシミュレーションをしておきましょう。

4売上高と純利益の違いは一体何??

売上高 = 客数 × 客単価

純利益 = 売上高 - 売上原価

いくらのメニューを何人のお客様に注文されて施術をしたか?というのが売り上げの計算式になります。

お客様を施術するために使った商材の費用などは含めずに、「単純にいくら売り上げたのか」という数値が売上高です。

例:1週間の入客数50人×客単価平均7000円=売上高35万円/週

一方、売り上げた金額から商材の費用や人件費・国に支払わなければならない税金などを差し引いた金額が純利益です。実際に手元に残るお金、と考えると分かりやすいですね。
どれだけ売上高が多くても、原価がそれを上回ると赤字になってしまうので注意が必要!

5売上目標を設定するコツ

POINT

  • 目標数値は少し高めに設定する
  • 最低のボーダーラインを決める
  • なぜその目標にしたのか?計算式まで考えて書いておく
  • 5年後、10年後にどうなっているか?今後のプランも考える

すぐに達成できる低い目標を設定するよりも、「努力をすれば何とか達成ができるかもしれない」というくらいの少し高めの目標を設定することがコツ。

現実からかけ離れている程高い目標にするのではなく、適度に高い設定をしていく事でモチベーションも上げていけますよ。

6売上目標は、毎日目に入る所に書いておく!

売上目標を設定したら、毎日目に入るところに置いておくようにしましょう。常に目に入るところに売上目標が書いてあることによって、自然と意識をして動けるようになりますよ。

 

ただ数値だけを紙に書くのではなく、週ごと・月ごとのグラフにして、実際に営業が開始されたらその月の結果を横に追加していきます。

数値目標と売上高のサンプル