
エステサロンオープンのために揃えておくべき備品
エステサロンの開業に向けて終盤になると、「備品」を揃えていよいよサロンオープンもすぐそこに。開業準備では、インテリアや使用する材料など全ての準備が必要になります。いざ、オープンしてから「アレがない!」なんてことにならないように、揃える備品をリスト化しておきましょう。
1備品を揃えるにあたり
エステサロンの開業で、サロン器具、備品などを揃えていくために様々な購入方法があります。備品と言っても1からオープンする場合には全て用意しなければならないので費用がかかります。開業資金に合わせて、後からでも間に合うものは売上に予測がついてから購入するのも良いでしょう。
エステサロンはインテリアなどによる空間創りは重要な部分になってきますので、徐々に創り上げていくのもおすすめです。備品を揃えるにあたり失敗のないように準備をしておきましょう。
POINT
購入する備品をリスト化する
・必要な備品を漏れなく記載
・各備品にかかる費用を細かく記載
・高額な器具など安く購入出来ないか調査
・いつまでに購入すべきか優先順位をつける
2エステ機器などの大型器具
エステ機器などの大型器具は高額となるため、じっくりと選びたいところ。また、サロンのコンセプトを左右する部分でもあるので見た目も重要です。使いやすさや、お客様が快適に過ごせるかどうかも選ぶものによって変わります。
大きいものではなくても、施術に使う器具は消耗品ではないので安くはありません。揃える器具や電子機器にはどんなものがあるのでしょうか。
必要な大型器具
- 各種エステ機器
(フェイシャル、ボディ、痩身、脱毛、スチーマー、カウンセリング)
- 施術ベッド/リクライニングベッド/折りたたみベッド
- フェイシャルベッド
- アロマベッド
- ベッドカバー
- エステ枕
- エステチェア
- ワゴン
- ヒートマット
- タオルウォーマー など
その他の大型器具
- お客様用ドリンクなどを入れる冷蔵庫
- オーディオ
- レジ
- パソコン
- 電話 など
3ハケなどの備品
ハケなどの備品は、働く従業員の使いやすさを重視します。商品のデザインばかりにとらわれてしまうと、使いにくいなんてことも生じます。今まで使ってきた物を参考にしたり、メーカーのサイトで新商品を探してみたりしてみると良いです。
必要な用品
- ガウン/ハズローブ/ターバン
- ユニフォーム
- ボウル
- スパチュラ
- はけ など
4エステ化粧品などの消耗品
エステ化粧品などの消耗品は、直接お客様に接触するものが多いため、肌触りや付け心地を知っておく必要があります。また、開業時には、ある程度「この商材を使おう!」などと決めておく事が必要です。どの商材を使うかもサロンの強みになるので、しっかりと選びたいところ。商材を使用し続けてみて、新たなコンセプトで打ち出すなどどんな商材を使っていくか変化を持たせても良いですね。
必要な消耗品
- 各種エステ化粧品
(フェイシャル、ボディ、フット、ハンド、ヘッド)
- スポンジ
- 精製水
- 洗剤/柔軟剤
- ペーパーショーツ/ブラ
- スリッパ
- コットン/ガーゼ/マスク
- タオル など
その他の消耗品
- ティッシュ
- トイレットペーパー
- 電球
- 石鹸/ハンドソープ
- 雑誌類
- 事務用品 など
5エステサロンのインテリア
サロン独自の空間を作る上で、照明や小物などのインテリアは大きな役割をしてくれます。ですが、開業までに欲しいデザインのものが見つからない事もあります。インテリアや小物類は急いで購入する必要のない備品なので、焦らずゆっくり揃えていきましょう。
必要なインテリア
- ミラー
- ハンガーラック
- ハンガー
- 観葉植物
- ゴミ箱
- ほうき/ちりとり
- 傘立て
- ティッシュカバー
- 照明
- 掛け時計
- カーテン
- 出入り口用マット
- マガジンラック
- ブランケット
- 待合室用ソファーやテーブル など
6おもてなしをするために必要な備品
サロンに来て頂いたお客様へ施術をするだけでなく、ご来店してからお帰りになるまでの接客すべてがサロンのサービスとなります。丁寧におもてなしをする事でサロンの印象も良くなり、リピートして通って頂けるようになります。
また、お客様が心地よく寛げる空間を作るためにも、リラックス効果のある音楽を流したりデトックス効果のあるお茶をサービスしたり、サロン独自のおもてなしをしていけるとお客様の特別なサロンとなるでしょう。
おもてなしのための備品
- グラス
- カップ&ソーサー
- おしぼり
- 各種飲み物
- メイク道具一式
- 音楽/映像
- アロマディフューザー&アロマオイル など
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7レンタルサービスを活用
開業費用に合わせて、レンタルサービスを活用するのもひとつの手です。毎日使うタオルなど、自分で購入すると営業が終わった後に洗濯をしなければなりません。営業後の労力や時間のロスを考えると、毎日きれいなタオルが届くレンタルサービスも視野に入れておきましょう。タオル以外のものでも必ず清掃が必要になるので、綺麗に保っておくのにもその道のプロにお任せするのも良いですね。
レンタルが可能なもの
- タオル
- ひざ掛け/ブランケット
- 出入り口のマット
- 観葉植物
- スリッパ など