
サロン開業での広告選び!広告によって異なる強みや特徴を一覧で公開
開業して、新しいサロンと新しい仲間と「サロンを盛り上げよう!」と意気込んでいくのも大切なのですが、気持ちだけではどうにもならないこともあります。それが「集客」。新しくオープンしたサロンを知ってもらい、来店してもらうようにするにはどうしたらよいのでしょうか。また、どんなサービスを提供したらリピートして通ってくれるのでしょうか。お客様の事を考えながら、心を動かすメッセージを伝えるようにしましょう。
1ターゲットに合わせた広告選び
ただ、闇雲に広告費をかけて宣伝・広告をしても効果はありません。広告費は安いものではないので、どのような手段で集客していくか検討する必要があります。また、ひとつに絞らなければならないわけではなく、さまざまな手法を組み合わせて効果的な集客プロモーションを実施する事が鍵となります。
サロンのターゲット層の動向を考えながら検討していきましょう。
2異なる宣伝媒体が有効なワケ
サロンを宣伝していくのにひとつの媒体を使うのも良いですが、異なる媒体を使っていくとさらに宣伝効果を高めていく事ができます。その理由はいくつかあります。
・性別の違い
・年代の違い
・生活リズムの違い
・地域性の違い
・使用デバイスの違い(パソコン、スマホ、携帯、タブレット端末など)
オープンしたてのサロンは、どうしても知名度が低く地域のお客様に知られていない事が、大きな弱点になります。そのため、多くの媒体を使って露出を増やし見つけてもらえる確率を増やす必要があります。
人々がどのタイミングでどの媒体を見ているかわかりません。サロンのコンセプトやターゲットを絞って、広告を載せる媒体を選ぶようにしましょう。
集客方法はいくつもあり、業種や地域によってどれが正解というのはありません。以前のサロンではこれが良かったけど、今回は別の方法がヒットしたなんてこともあります。
あらかじめ確保しておいた宣伝費用の中で、色んな媒体を使い試してみると良いですよ。ある程度、集客も軌道にのればコストを削減していってもよいかもしれません。
3情報を発信していく方法
独立開業で、ホームページの存在は必須となります。サロン名をインターネット上で調べた時に、きちんとしたホームページが作られていると信頼度が増します。どのようなサロンなのか調べたり、メニューや採用情報を見たりと、そのサロンに行こうか迷っている人にとっても有効な情報です。
文字数に制限があるなど、サロンの全てをお知らせするのは難しいと言えます。リアルタイムな情報のみを配信していくには便利なツールと言えるでしょう。
各種SNS
各種SNSを使って広告や集客をしていく方法。美容室やネイルサロンなどは、画像を使ってヘアスタイルやヘアカラー、ネイルデザインなどを紹介していくことで「この髪型にしたい!」「このネイルデザインにしたい!」と目で見て感じてもらえます。また、各SNSを使用している年齢層も違うのでターゲットを絞って広告できるのもメリット。
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ブログ
働くスタッフの紹介や新商品のお知らせなど、ブログ形式で更新していく方法。お金をかけずに様々な情報を発信でき、頻繁に更新する事で集客に力を入れているサロンなのだなーと感じてもらえます。ブログを毎日のように書くとなるとその分時間を割かれてしまうデメリットもありますが、サロンのファンを増やすことで、ご来店頂けた時にブログの内容が会話のネタになることもあるでしょう。
動画配信
ヘアセットサロンなど、可愛い髪型のHow to動画を配信するのにも最適な方法です。「このスタイリストがいるなら!」と働くスタッフの人間性をアピール出来るのもメリットです。チャンネル登録をしてもらえれば、動画を配信するたびに観てもらえる確率も上がります。
メルマガ
メールマガジンを配信していく方法です。お客様のキャリアメールに配信するため、メッセージアプリを使う年代にはあまり読んでもらえない可能性があります。読んでもらえるような文章を作り配信していく必要があるので、作成に時間が割かれてしまうことがあります。
4Webマーケティングを行う方法
PPC広告とは、Pay Per Click広告の略。リスティング広告やSEMなどと言われることもあり、Yahoo!やGoogleなどのサーチエンジンで検索したときにページの上部分や右部分に文字広告を表示させる方法です。ユーザーが知りたい情報を検索した際、一番目につく部分に表示させられるのでインターネットを使用する層がターゲットの場合、とても有効です。
メルマガ広告とは、メールマガジンの記事の間に広告を表示させる方法。サロンのターゲット層が最も読みそうなメルマガを選んで広告を出すことで、ピンポイントのマーケティングを可能にします。
5郵送物などを使った方法
ターゲットに対しパンプレットや手紙、チラシなどの印刷物を郵送する方法です。送るものによってある程度の反響が見込めますが、費用がかかるのがデメリットです。費用をかけたくないサロンの宣伝や集客には適していないかもしれません。
自宅のFAXにDMを送る方法です。送る場所は選べるのですが、受信側のトナーを使う事になる為、クレームになりやすいとも言えます。反響は1000枚送って1~3件とかなり少なめです。ボタンひとつで送る事ができますが、何度も送ってしまうと悪い印象を与えてしまうかもしれません。
その名の通り、オープンサロンの周辺住宅のポストに直接チラシを投函する方法です。自分で投函するとなるとコストは抑えられますが、かなりの労力が必要です。しかし、エリアを選んで投函出来る事と、実際に配った枚数と反響がどのくらいあったかを明確に出来るのはメリットとも言えます。反響は1000枚配って3件と言われており少なめです。